PitaTools Guide
複利の計算方法:元本・年利・毎月積立から将来価値を試算する
月次複利と毎月積立の計算手順、単利との違い、試算結果を見るときの税金・手数料・価格変動の注意点を説明します。
複利は利息相当分を次の計算へ含める
複利では、元本だけでなく、それまでに増えた利息相当分も次の期間の計算対象に含めます。同じ年利と期間でも、元本だけへ利率を掛け続ける単利とは最終金額が異なります。
PitaToolsの複利計算は、開始時の元本、想定年利、運用年数、毎月の積立額から、元本、積立総額、運用益、将来合計を分けて表示します。資金の増加分をすべて利息と誤解せず、実際に追加した積立額と区別できます。
年利を月利へ直して毎月計算する
このツールでは、年利を100と12で割って月利へ変換します。各月に「前月までの合計×(1+月利)」を計算し、その後で毎月の積立額を加える処理を、運用年数を月へ直した回数だけ繰り返します。
たとえば年利6%なら、月利は0.5%として計算します。実際の金融商品で年率から月率を求める方法や複利頻度が異なる場合があるため、商品資料の定義を優先してください。
- 月利 = 年利 ÷ 100 ÷ 12
- 毎月の合計 = 前月合計 ×(1+月利)+月末積立
- 積立総額 = 毎月積立額 × 月数
- 運用益 = 将来合計-元本-積立総額
複数の利率でシミュレーションする
1つの想定年利だけを見ると、将来予測を確定値のように感じやすくなります。控えめ、基準、高めの複数条件を作り、期間と毎月積立額を固定して結果の幅を比較します。
目標金額へ届かない場合も、想定利率だけを高くするのではなく、期間、開始元本、毎月積立額を変えた場合を比較します。変更できる条件と、自分では決められない市場リターンを分けて考えるためです。
税金・手数料・価格変動を含まない概算と理解する
表示結果は、一定の月利が毎月続き、月末に同額を積み立てる仮定です。価格変動、税金、信託報酬、売買手数料、為替、積立日の違い、端数処理は含みません。
複利計算は仕組みを理解し条件を比較するための概算で、金融商品の成果を保証するものでも、投資助言でもありません。実際の商品を検討するときは、金融機関の最新資料と必要に応じて専門家の説明を確認してください。